このシリーズは、Dyslexiaを抱え、特有の精神性を生きる息子と、自身の幼少期や内面に同じ感受性を見出す母である私との、静かな対話から生まれました。
息子は私ではない けれど時々 錯覚してしまう まるで私が 彼であるかのように
彼は 綴られた言葉よりも 降り注ぐ光のざわめきを 拠り所にして生きている
けれど私は そのことで彼に 謝るべきなのだろうか
時折 彼の中に 子供の頃の自分を見ることがある 特に彼が 世界とのちぐはぐさに戸惑い 不安や恐れに 飲み込まれそうになっている時
それはきっと 私から受け継がれた感受性 私はその影を 自らもまた 同じような場所を生きてきたからこそ 知っている
息子は私ではない けれど時々 錯覚してしまう
願わくは その錯覚が 幸せなものでありますように
そして私たちは生きていく それぞれが それぞれの自分として
選定作品は限定版アーカイバルプリントとしてご提供可能です。
お問い合わせ